グランピングの魅力とお得に満喫する方法とは？
グランピングとは、自分でテントやキャンプ道具などアウトドアに必要なアイテムを自分で用意しなくても、現地に行けば全て揃っている状態でキャンプを楽しむことができる施設。
また、施設によってはホテル並みの快適な環境の中サービスを利用することが出来る、近年注目されている新しいキャンプスタイルです。
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ですから、キャンプ初心者の方にとってはチャレンジするに際してハードルが低いという事と、そうでない方にとっても、一般的なキャンプとはまた異なる贅沢なアウトドア体験を楽しめるという特徴を持っているのがグランピングの魅力です。
グランピングの情報や利用に関しての注意点
ここからは、グランピングの基礎知識や利用に際して注意しておきたいポイントを説明いたします。
これだけは知って置きたいグランピングの基礎知識
キャンプをする為にはテントや寝袋、食料などのアイテムを持参して、現地ではテントを設営したり食事の支度は各々で行う必要があり大変な面もありますが、この事がキャンプ最大の魅力と言えます。
キャンプ道具のレンタルサービスが整っており、トイレやシャワーと言った水回り設備が完備しているキャンプ場もありますが、全くの初心者がいきなりキャンプにトライするというのはやはり不安が付きまといます。
まず、現地でどの様に何をすればよいのか分からない、食事を作るに際して火が必要になりますが、火おこしを出来る自信が無い。
夜間の照明は、住宅地よりも乏しい為に慣れていない人にとって見ると恐怖感を覚える可能性もありますし、テントはセキュリティ面で本当に大丈夫なのか？などなど、心配は尽きません。
この様な初心者が抱える不安も、グランピングならすべて解決。
テントの設営は不要である事をはじめ、シャワーやトイレももちろん完備。施設によってはコテージやトレーラーハウスといった建物のタイプが選べ、セキュリティ面を気にされる方にとっても安心です。
また、テントタイプであっても、エアコンが設置されている場合が多く、季節を問わず快適に利用できるところや、敷地内に温泉施設やアスレチック、はたまた各種収穫体験ができる農園などが併設されている施設もあります。
食事に関しては準備から調理まですべておまかせのホテル並みのサービスを受けられるものや、準備と後片付けは施設のスタッフさんにおまかせで調理のみは自分たちで、などというわがままなプランにアレンジ可能。豪華なアウトドア料理を提供している施設もあってこちらは特に人気です。
この様に、グランピングはキャンプで初心者が抱える不便や不満・不安、難しいなと思うポイントを適切にサポートしてもらえて、アウトドア体験が可能。更に快適に過ごせるというのが最大の魅力なのです。
受けられるサービス内容や設置されている設備は、宿泊プランや施設によって違ってきますので、必ず確認しましょう。
グランピングの施設には様々な種類が
グランピングの施設で最もポピュラーなのは、写真にあるようなテントタイプです。一般的なキャンプで使うテントとは違って、その室内には寝袋ではなくふかふかのベッドやソファ、テレビが備えれていてエアコンが付いていたりと、至れり尽くせり。
もはや、これが本当にテントの中なのか？と思えるほど快適な空間になっています。
テントの外に日差しや雨をよけるタープが張られていたり、ハンモックがあったりと、各施設で趣向を凝らしたつくりになっています。
次に、トレーラーハウスタイプの施設に宿泊するスタイルのグランピングも人気です。テントタイプとは違って壁の厚みがあるいので、その分、更に快適な居住空間で過ごすことが出来ます。トレーラーハウスタイプの間取りはリビングやキッチン、お風呂・トイレとエアコンが完備されていてこちらも設備としてはテントライプと同様に充実してます。
なお、これと似たタイプのものでキャンピングカーがありますが、こちらとは異なります。キャンピングカーは居住スペースを車でけん引して移動するタイプのものです。
一方、トレーラーハウスは据え置きタイプの建物なので運転するスペースがない分、居住空間部分が広く、その点が大きな違いです。
最後に、キャンプ・アウトドア気分を無理せず程よく味わいたい、でもホテルや旅館並みの居住性も捨てがたい。そんなわがままなあなたにはコテージタイプが絶対おすすめです。一般的には建物1棟をグループで貸切状態で使用します。
コテージにはキッチン・お風呂・トイレ・エアコンと言った基本的な設備はトレーラーハウスと同様ですが、間取りがリビングと寝室が分かれていたりとよりホテル・旅館に近い感覚で快適に過ごせるような配慮がなされております。また、コテージなら、屋外にデッキが設けられていることも多く、そこで食事をするなど、キャンプ気分を更に盛り上げる演出が可能です。利用可能人数は6～8人のタイプが多く、グループでアウトドア体験旅行するのに最適です。
グランピング施設で快適なひと時を過ごす為の方法
ここまで、グランピング施設の種類や設備等の雰囲気をご理解いただいたと思います。それでは、具体的にはこういった施設での滞在はどのようにすればより快適に満喫する事ができるのか？こちらの章ではこういった点にフォーカスしてご紹介していきます。
現地に到着したら、最初に受付でチェックインをします。そちらで施設滞在中の注意事項や設備の利用方法など一通りの説明を聞きます。
この後はキャンプ場の様にテントを設営する手間や食事の下ごしらえなどの必要が無いので、自由に過ごすことが出来ます。これぞ、グランピングならではの快適性です。
時間いっぱい楽しむべく、自然に囲まれた敷地内を散歩するのも良いですし、併設されているアクティビティを楽しんでみる事や、川遊びや釣りをするのもオススメ！思いのままアウトドアの楽しい時間の過ごしましょう。
食事の時間は準備から調理まで全ておまかせのプランで予約している場合なら、用意できたタイミングで食べることが可能です。
また、食材や道具類は施設の方で用意してもらって調理のみ自分たちで行うプランを選んだ場合は、そこから自分たちで調理いたします。
例えば、BBQのプランを選んでセルフサービスで調理する場合にBBQ前に施設スタッフさんに焼き方や調理のコツなどレクチャーを受けられるところもあるので、初心者でも失敗知らずのアウトドア料理を満喫できます。食事の後の面倒な後片付けもスタッフにおまかせ可能です。
夕食後はキャンプファイヤーも可能（※施設によって対応が異なる事もあるので必ず確認してください。）で炎の揺らめきを眺めながら飲み物を飲んだり、天気が良ければ一面の空に輝く星を観賞をしたりして都会では味わうことのできない夜を楽しみます。夜も耽って来たら、シャワーを浴びてベッド就寝。
翌朝、朝食付プランを選択してしていれば、早起きして準備から始めるなどという手間もありません。チェックアウト時間まで散歩をしたり昆虫観察をしたりと時間いっぱいアウトドアを満喫しましょう。
グランピングなら、テントや寝袋などの荷物が必要ないので、帰る為の準備もとてもお手軽。本当に身一つで身軽で行けるのがグランピング最大のメリット。チェックアウト後、帰途に就くまでの途中にある観光スポットに立ち寄るのもお勧めです。
気になるグランピング施設の利用料金
一般的に、キャンプ場の利用料金は、敷地の入場料やテント幕営料等の料金が掛かります。付帯的にかかる費用としては駐車代、器具の使用料など、使用に応じて料金が加算されます。また、食材の購入も必要になってきます。
一方、グランピングの場合はホテルや旅館などと似た料金体系になりますので、基本的に予約時に選択プランの料金のみで楽しむことが可能です。
また、一般的なキャンプの素泊まりは、宿泊すること単体で見ればグランピングより料金がかなり安い傾向にありますが、器具のレンタル、トイレ・シャワーの利用などオプションを付けていくとどんどん割高になり、総費用はかなりアップします。
宿泊予定人数で料金を割る前提で考えると、大人数での宿泊ならグランピングの方が得られる利便性や快適性の事を考えると、コスパが良いと言い切ることが出来ます。
特に頻繁にキャンプに行くことが無い方にとって、キャンプ用品をご自身で購入する必要がないことや、薪や炭など消耗品が余ってしまった場合の処分の手間を考えると尚更その傾向は強く、グランピングの料金が一概に高額とは言えません。
特に夫婦・カップル又は少人数で行くアウトドア旅行であれば、断然グランピングがおすすめ。
グランピング・アウトドア体験の満喫方法は様々
もしあなたのお住まいの場所から、グランピング施設が遠いとか、料金的に敷居が高いという理由から二の足を踏んでいる人は、ホテルでグランピングを体験するという手段もあるのご存知でしたでしょうか？
実は、昨今のアウトドアブームを取り入れてサービスを展開しているホテルも多く、ホテルの敷地内に設置されているテントに宿泊するプランや、宿泊は通常の客室で食事をBBQにしたり、はたまたアクティビティにアウトドア体験プランが盛り込まれているなど、ホテルによってさまざまなグランピング体験プランが用意されています。
宿泊ありきでグランピングを考えている方もいらっしゃると思いますが、日ごろ仕事等が忙しく長い休みが取れない方には、日帰りで楽しめるプランもあります。
具体的には、当日のお昼～夕方・夜まで施設を利用可能なプランで、施設の利用とBBQ等の食事がセットになっていて、こちらも手ぶらで現地に行って楽しむことが出来ます。宿泊するより値段も安く、お試しで体験してみる為に利用するというのもありですね。
愛犬を自然の中で遊ばせてみたいという人は、ペットと泊まれるグランピング施設を利用してみてはいかがでしょうか？詳しくは、⇒ペットと泊まれる宿の予約方法と予約の際の注意点のページでご紹介しております。敷地内が柵で仕切られている「ドッグフリーサイト」のある施設は、ご自身の占有エリア内であれば愛犬をノーリードで解き放すことが可能です。また、こういったサービスを提供している施設は愛犬用のシャワーやトイレなどが用意されているところが多い傾向にあります。サービス内容の詳細は必ず施設にお問い合わせください。
寒い冬にグランピングは可能か？
キャンプ上級者やキャンプ好きの方なら、例え雪の降る真冬であってもキャンプを楽しむことは苦にならないと思います。
しかし、初心者がキャンプ等アウトドア体験をこういった季節にチェレンジするというのは、ハードルが上がるものです。
では、グランピングであれば冬であっても楽しむことはできるのでしょうか？
答えは、コテージやトレーラーハウスと言った壁がしっかりしていて空調がバッチリ効いている施設であれば何の問題もなく楽しめます。
それでは、アウトドアならではの体験が損なわれてしまうのでは？という感情を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、こういった施設の暖房には暖炉が備えられている事が多く、その暖かさを体験できるのは、逆に冬に行くグランピングでしか味わえません。テントのグランピングは若干寒さに対しては弱い傾向にありますが、グランピング専用に設計されているテントでエアコンが完備していればまず問題ないかと思われます。
冬場の空は空気が澄んでいて天体観測にはベストシーズン。施設によっては雪の中をトレッキングするプランなど、冬場にしか楽しめないアクティビティを用意していることもあります。
寒い時期は虫が少ないので虫が苦手な人であっても比較的利用しやすく、更にアウトドアオフシーズンとなる冬季は施設によっては宿泊費が安く抑えられていることもあり、トップシーズンよりお得に利用する事が可能です。
まとめ：グランピングでお手軽・快適にアウトドア体験
これまでご説明してきた通り、グランピングは手軽で快適にアウトドアが味わえます。ですから、小さいお子様連れであっても安心・安全に楽しめます。
本格的なキャンプを始める前の練習という位置づけで利用するのも良いですし、キャンプに飽きたアウトドア上級者が違った体験を求めて利用するのも新たな見分が広がると思われます。
また、グランピングはオシャレで洗練されている施設が数多くありますので、写真映えするスポットを求める女子旅にもピッタリ！
この様にグランピングには様々な魅力があります。
本サイトの情報を、あなたのグランピング・アウトドア体験の旅に少しでもお役立ていただけたら幸いです。
